エギの種類はどんどん増えてきて同じメーカーからさまざまな種類のエギが発売されているためどれがいいのかわからなかったり、どのエギがどんな特徴を持っているのかもなかなか把握しずらく実際に使って見なくてはわからないこともあると思います。
そこで今回は人気のエギのひとつでもあるDUEL(デュエル)から発売されているEZ-Q(イージーキュー)シリーズを、私が実際に使ってみて思ったことや経験談を踏まえて詳しく書いていきたいと思います。
目次
EZ-Qとは
普通のエギとは少し違う変わった形のエギで、この凸凹ボディが発生させる波動でイカにアピールし初心者でも簡単にエギングを楽しめるようなエギです。さらに全モデルのトリックフックがケイムラ仕様となっていて細部にまで作りこまれているのも魅力的です。
※ケイムラとは 蛍光ムラサキの略で紫外線に反応して発光します。紫外線は朝マズメや夕マズメ、日中にも降り注いでいます。ケイムラだから夜は釣れないとゆう事もなく昼夜問わず釣れました。
EZ-Qシリーズはボートエギング用を除けば全5種類ありそれぞれに特徴があり、うまく使い分けてエギングでの釣果を上げていきましょう。
EZ-Q キャスト
EZ-Qのキャストはパタパタの元祖シリーズで大きくしゃくるのはNGとされています。軽くしゃくるだけでアクションしてくれるので初心者におすすめとして人気のエギ
最大の特徴はボディの下部についているパタパタフットでこのパタパタフットは水の抵抗を受けるとバイブレーションを起こしイカにアピールしてくれます。さらに紫外線で発光してくれるので日中エギングには最適!
このエギはダートすることが無いので私は横の動きに反応の無い時や、上下の動きで誘いたい時に使用します。
EZ-Q キャストラトル
さっきほど紹介したEZ-Qキャストにラトル機能を加えたモデルです。
夜行ラトルとレッドラトルが入っていてイカの好むとされている音を出すことのできるエビ音が、パタパタフットの波動に加わる事でハイアピールが可能です。
キャストよりもアピール力はあるので高活性のイカに効果的です。
EZ-Q キャストランガン
重量が少し重く沈下スピードもEZ-Qキャストの3.5号が1m沈むのに3.2秒に対し、このEZ-Qキャストランガンは3.5号で1m沈むのに3秒と少しだけ早くなっています。
さらに音質の違う2種類のラトルが入っていて下地面積も大きいためフラッシング効果も期待できます。
2種類のラトルの音とフラッシングとパタパタフットの波動でイカへのアピール力が高いエギです。
沈下スピードが少しですが速いので深場や速いテンポで誘いたい時などに使用します。
EZ-Q ダートマスター
EZ-Qキャストが縦の動きに対しダートマスターは横の動きで誘う事の出来るエギです。
アピール力が高くダートアクションで秋の数釣りシーズンにはかなり有効なエギです。
実際に使ってみて釣果はもちろん引き抵抗も少なくしゃくりやすいとゆう印象でした。初心者にも使いやすいエギだと思いました。
秋は新子シーズンなので夏に生まれたイカ達が活発にエサとなるベイトを追いかける時期で、横の動きに反応することが多いです。さらにパタパタフットの波動とイカの好むラトル音で高活性なイカを狙ってランガンする時によく使用しているので、秋の数釣りシーズンには外せないエギになってます。
秋イカシーズンエギング徹底解説!ポイントや時期、エギサイズなどおすすめのエギまで
2019年に新色となるダブルグローカラーが発売されました。
実際に使ってみたので詳しく知りたい人はこの記事を参考にしてみてください。
【最新】イージーQ・アオリQシリーズに新カラー!サーチダブルグローとは!?実際に使ってみた!釣果は?
EZ-Q マグキャスト
今まで紹介したEZ-Qシリーズとは形がまた違うのこのEZ-Qマグキャストですが、このエギは飛距離に特化したエギです。マグキャストシステムと言って餌木内部に磁着タングステンが入っていて、キャスト時に移動することにより飛距離を格段に伸ばしてくれます。
またマグキャストはパタパタフットではなくパタパタフィンが採用されていて、水の抵抗を受ける事によりこのフィンがパタパタと動き波動でイカにアピールしてくれます。
かなり飛距離がでるので釣り人の多いポイントでの釣りや遠くのポイントを狙う時に使用します。
飛距離がでるメリットとしては他の釣り人が投げていない(届いていない)エリアにエギを投入できることで、フレッシュなイカつまりスレていないイカにアピールすることができます。
エギング飛距離を伸ばして釣果も伸ばそう! イカを釣るテクニック紹介
この記事にも書いているのですがスレていないイカはかなり釣りやすいです。ですので釣り人が探った後でも十分に釣れる可能性があるのです。
EZ-Q キャストプラス
2020年に新しく発売されたEZ-Qキャストプラスは通常のEZ-Qキャストより浮力がある構造となっています。
そのため重量を重くする事ができ、飛距離とダート性能が向上しアピール力が高いモデルとなっています。
遠投性能の高いマグキャストよりも0.5g重いので風の強い日や遠くに飛ばしたい時などにおすすめのエギと言えます。
EZ-Q キャスト 喰わせ ラトル
接近戦に強いEZ-Qモデルでほかのモデルとの違いはエギの頭部にカラーラトルが入っていてエビが逃げる音を再現しているところです。
視覚的にもアピールするカラーラトルは発光色も入っているのでアピール重視のエギになっています。
まとめ
EZ-Qシリーズそれぞれの特徴はこのようになっています。
一覧
モデル | 号数 | 重量 | 沈下速度 |
キャスト(キャストラトル) | 2.5号 | 10g | 約3.9秒/m |
3.0号 | 14g | 約3.2秒/m | |
3.5号 | 17g | 約3.2秒/m | |
キャストランガン | 3.5号 | 19g | 約3.0秒/m |
ダートマスター | 2.5号 | 10g | 約5.0秒/m |
3.0号 | 14.5g | 約3.5秒/m | |
3.5号 | 19g | 約3.2秒/m | |
マグキャスト | 2.5号 | 11g | 約5.0秒/m |
3.0号 | 14g | 約3.5秒/m | |
3.5号 | 19g | 約3.2秒/m | |
キャストプラス | 3,5号 | 19.5g | 約3.2秒/m |
※キャストとキャストラトルのスペックは同じです
※キャストランガンは3.5号しか発売されていません
ランガンで狙うならキャストラトルやキャストランガンで、秋イカシーズンならダートマスター、飛距離で遠くのポイントを狙うならマグキャスト、スレたイカを攻略するならキャストがおすすめの使い方となります。
みなさんの参考にしてもらえれば幸いです(^.^)/~~~