エギングは一日中シャクリ続けるのでタックルバランスがかなり重要になってきます。重いリールを使っていると手首が腱鞘炎になりそうなくらい腕や手首に負担がかかります。さらにリールは多くの種類が発売されていて何にも知らないまま購入してしまうとあとあと使いにくく、ライントラブルのもとにもなるのでここで書いておくので参考にしてみてください。
今回は大手釣り具メーカーのシマノのリールでエギングに使えるリールを価格順に紹介していきます。
目次
リールの型番の見方について
おすすめリールを紹介する前に予備知識として型番の見方を紹介しておきます。
上の画像の黄色い枠で囲んだ中の記号はそれぞれに意味があります。
C3000HGSDH
Cはコンパクトボディ
3000は3000番のリール(この番号はリールの大きさを表します)
HGはハイギア ハイギアとはハンドルを一回転させた時の巻取り量が多い
Sはシャロースプール シャロースプールとはスプールの溝が浅い
リールはスプールの90パーセントはラインを巻いておかないと、ライントラブルやキャスト時にスプールの抵抗で飛距離が落ちてしまいます。
DHはダブルハンドル
各メーカーでもこの記号には違いがあるので注意が必要です。
ダイワリールの場合はこちらダイワのエギングリールの選び方やおすすめ・予算別で紹介《2020年版》
エギングリールを選ぶときの注意点
エギングのリールはPEラインを巻くのでスプールの浅いシャロースプールを選ぶようにしましょう。
リールの大きさはシマノなら3000番がちょうどよくハイギアはあってもなくても大丈夫ですが、人によってはハイギアはジャークがしにくいとゆう人もいるのでなくてもいいかなって思います。
ハンドルも人それぞれでとっさに握る事の出来るダブルハンドルが良いと言う人もいれば、ダブルハンドルは体に当る時があるのでシングルが良いとゆう人もいます。ここら辺はお好みで大丈夫です。
リールに巻けるラインの長さの目安
2000番のシャロースプールでPEライン0.6が150m 0.8が110m
2500番のシャロースプールでPEライン0.6が200m 0.8が150m
3000番のシャロースプールでPEライン0.6が200m 0.8が150m
シマノのリールの場合は2500番から3000番のシャロ―スプールのリールがエギングにてきしています。
エギングのおすすめシマノリール 2019
1万円以内のリール なるべく予算を抑えたい人向け
サハラ
- リール ハンドル:左右付け替え可能
- 使用できる釣法:エギング アジング メバリング シーバス バスフィッシング
- 主なターゲット:メバル アジ トラウトブラックバス アオリイカ シーバス マダイ タチウオ
- ギア比:6.2
- 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.5/4.0
- 自重(g):250
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
今回紹介するリールの中で一番安いモデルになります。しかし造りはしっかりしていて正直よくわからないメーカーのリールを3千や5千円を出して購入するならこのリールをおすすめします。
ハガネギアが使用されており歯の先端から根もとまで圧倒的な強度と耐久性に優れています。さらに軽快なリーリングと力強い巻き上げを可能にするクロスシップ構造なので巻き心地がスムーズです
ナスキー
- リール ハンドル:左右付け替え可能
- 使用できる釣法:エギング アジング メバリング シーバス バスフィッシング
- 主なターゲット:ブラックバス アジ メバル アオリイカ シーバス
- ギア比:6.2
- 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.5/4.0
- 自重(g):250
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
ナスキーはシマノのリールの安い価格帯のものですが非常に良く作られており正直このレベルでも満足のいくリールです。
ハガネギア・クロスシップはもちろんそれに加えコアプロテクトと言って、回転抵抗を増やすことなく防水効果をアップする機能が付いています。
この価格帯でこのパフォーマンスはさすがシマノと言ったところです。
1万から1万5千円のリール それなりに良いリールを使用したい人向け
アルテグラ
- ギア比:6.0
- 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.5/4.0
- 自重(g):240
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
- ナイロン糸巻量(lb-m)/フロロ糸巻量(lb-m)/PE糸巻量(号-m):5-110、6-95、8-70/4-130、5-100、6-80/0.6-200、0.8-150、1-110
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):88
- ハンドル長(mm):55
アルテグラはナスキーに比べて10g軽いのとベアリングの数が1つ多く、さらにベアリングが錆びにくいようにするSA-RBが搭載されています。ですので長く使用する事の出来るリールになります。
ベアリングが多いとどう違うのか?
ベアリングが多ければ多いほどリールの巻きがスムーズになりますが正直店頭で回しただけでは分かりずらく、実際にリールに負荷がかかった時に威力を発揮するのでできるだけベアリングは多いほうが良いです。
セフィアBB
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- リール ハンドル:左右付け替え可能
- 使用できる釣法:エギング ライトジギング オフショア ショアジギング ライトショアジギング シーバス バスフィッシング
- 主なターゲット:アジ メバル ブラックバス トラウト アジ サバ イワシ カサゴ ハゼ キス アオリイカ シーバス タチウオ イナダ クロダイ マダイ メジナ スミイカ
- ギア比:6.0
- 実用ドラグ力:3.5kg/34.3N
- 最大ドラグ力:9.0kg/88.2N
- 自重:255g
エギング専用設計のリールのセフィアの中でも一番安いのがこのセフィアBB
ローター部にCI4素材とゆう軽い素材を使用していて、回転の軽さがエギングに重要なシャクリ操作性や糸ふけの回収性能を向上さしてくれます。さらにワンピ―スベールやハンドルのガタツキえを抑えてくれるねじ込み式ハンドルなのでエギングに必要な機能を低コストで揃えているといったリールです。
1万5千から2万 予算に余裕があり良いリールを使用したい人向け
ストラディック
- ギア比:6.0
- 実用ドラグ力:24.5N/2.5kg
- 最大ドラグ力:39.2N/4.0kg
- 自重:230g
- スプール寸法:46.5/14.5
- ナイロン糸巻量(lb-m):5-110/6-95/8-70
- フロロ糸巻量(lb-m):4-130/5-100/6-80
アルテグラよりもさらに10g軽い230gの重量とベアリングも6個と1つ増えさらに機能面でも内側だけではなく外側の強度も上げるためにハガネボディが採用されています。
ベールにも工夫がしてありワンピースベールと言ってまったくつなぎ目のない一体型のベールにすることでライントラブルを軽減してくれます。
セフィアSS
- ギア比:6.0
- 実用ドラグ力(N)/(kg):34.3/3.5
- 最大ドラグ力(N)/(kg):88.2/9.0
- 自重(g):220
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
- PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-110
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):88
セフィアBBに比べ重さがダブルハンドルモデルで220gと35gも軽くなっておりシマノの最高レベルの強さのハガネギアが加わりベアリングも7個と素早い回転の立ち上がりを実現しています。
極細ラインでもスムーズなラインの送り出しで大型のイカとでも安心してやり取りができるリジットサポートドラグが搭載されています。
あとは何と言ってもデザインがかなりかっこいいので所有欲が満たされること間違いなしです。
2万以上 今のリールに不満のある人向け
セフィアCI4+
- ギア比:5.0
- 実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):3.5/9.0
- 自重(g):195
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
- PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-110
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):73
- ハンドル長(mm):45
シマノエギング専用モデルのセフィアの最高峰モデル巻き上げの軽さはもちろん、Gフリーボディが採用されていてスプールを前後運動させる部品を、リ―ル本体上部に配置し手元に近づける事でロッドとの一体感が向上しキャストによる疲労の低減とロッド操作性が良くなるように作られています。
またシマノ独自のCI4素材をローター部だけではなくボディ、ハンドルにも採用していてダブルハンドルモデルで自重195gと非常に軽いのでシャクル事の多いエギングにはぴったりのリール
ストラディックCI4+
ギア比:6.0
実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.5/4.0
自重(g):190
スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
ナイロン糸巻量(lb.-m):5-110、6-95、8-70
フロロ糸巻量(lb.-m):4-130、5-100、6-80
PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-110
セフィアシリーズは3000番しか存在しないがストラディックは2000番~4000番まで存在するので2500番が良い人や少しでも軽いリールを探している人におすすめです。
2500番のシングルハンドルなら180gとかなりの軽量リール
シマノのリールの中でもトップクラスの軽量モデル
4万以上 今のリールよりも良いものを使いたい人向け
ヴァンキッシュ
- ギア比:5.3
- 実用ドラグ力/最大ドラグ力 (kg):3.5/9.0
- 自重(g):195
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):46.5/14.5
- ナイロン糸巻量(lb.-m):5-110、6-95、8-70
- フロロ糸巻量(lb.-m):4-130、5-100、6-80
- PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-110
ストラディックの機能にさらにハガネボディ・リッジサポートドラグ・マイクロモジュールギアⅡが搭載さえれています。
マイクロモジュールギアⅡとは 回転時の音鳴りの低減、なめらかなギアフィーリングの向上
上級者向けのリールです。今使ってるリールに満足いかない人向け
ステラ
こちらも上級者モデルとなっていてシマノの最高クラスのリールで、滑らかな巻き心地を追求したリールです。自重自体はストラディックCI4やヴァンキッシュよりは少し重たく3000番ダブルハンドルで215gとなっています。
価格も性能も一級品なので巻き心地重視ならこのステラで文句無しでしょう。
まとめ
価格は性能に比例するので長く良いものを使いたい人やもっとエギングを堪能したい人などはCI4シリーズやステラなどのリールを選び、初心者の人は二万円以内のリールをおすすめします。
シマノのリールは安い価格帯のものでも十分に使用できるので、よくわからないメーカーのリールを買うなら少し予算を上げて良いものを選ぶようにしましょう。安物買いの銭失いにならないように٩( ''ω'' )و