夏から秋にかけての人気ターゲットのタチウオ(太刀魚)ですが、釣り方も豊富でエサ釣りで狙ったりルアーで狙ったりと人それぞれで釣り方が違うのもこのタチウオ釣りの人気の理由ともいえます。
そこで今回はタチウオをルアーで狙うにあたってメタルジグで釣れるのかについて書いていきたいと思います。
タチウオがメタルジグで釣れる時間帯は?
タチウオを防波堤や漁港などのショアから狙って釣れる時間帯は夕マズメから朝マズメまでが一般的です。
この時間帯の中でメタルジグで釣れる時間帯は比較的光量のある夕マズメと朝マズメの時間帯となります。
なぜならメタルジグはフラッシングと言ってルアーをキラキラと光の反射を利用し、魚にアピールして釣るルアーなので光量の少ない時間帯、夜などはあまり向かないルアーとなります。
メタルジグは朝マズメが特におすすめでその理由としてはタチウオ以外に青物(サゴシやシオなど)が掛かる事が結構あり思いもよらない魚が釣れるので何が釣れるのかと楽しみながら釣りができるからです。
しかし光量の少ない時間帯でも釣れないこともなくメタルジグの少し上にケミホタルを付けたり、最近では蓄光塗料の塗られているメタルジグもあるのでこのようなメタルジグなら暗い夜中の時間帯でも十分に釣る事ができます。
おすすめはコストパフォーマンスの良いメジャークラフトの
特に2トーンパープルは片面がパープルでもう片面がグローカラーとなっていて、グローカラーの面は光を当てる事で蓄光し光るのでただ巻きやフォールなどでジグがヒラヒラとなった時、暗い海中でかなりのアピール力があります。
これなら常夜灯のないようなポイントでも釣る事ができるので、釣り人で賑わう防波堤などを避け自分だけのポイントを見つけ出すこともできるかもしれません。
メタルジグでタチウオを釣るポイント(場所)
メタルジグの特徴として飛距離を出せるので広範囲に探る事ができるのが最大のメリットです。
ですのでメタルジグの特徴を生かす事の出来る潮通しが良い外海に面したポイントが有利となってきます。
逆にキャストして対岸に届いてしまうようなところではあまり活躍ができないのがメタルジグ
さらには蓄光できるメタルジグなら常夜灯付近の競争争いの多いようなポイントでなくても釣る事ができるので、一級ポイントに入る事ができなくても諦めることなくその近辺の暗い所からでも釣る事ができるのもメリットとなってきます。
どんなメタルジグを選べばいいの?
メタルジグと言っても各メーカーからいろいろな種類やカラーのメタルジグが出ているのでどれを選べばいいのかわからない人のために紹介しておきます。
メタルジグの重さ
メタルジグは船用の重たいジグや、ショアから青物を狙うための重たいジグなど種類がたくさんありますが、ショアからのタチウオ釣りで使うメタルジグの重さは大体10g~30gのジグを使います。
重さを数種類揃えておく事で風のある日や潮の流れの速いポイントで、ジグの重さを変えるだけで狙いの棚を引いてくることができるので有利です。
他にも30gのジグで中層付近を引いてきた時にアタリがあるけどのらないとゆうような状況で、20gのジグに変えて同じレンジを同じようなアクションをするだけで、スローに誘う事ができるのでタチウオを掛けることができます。
重さを変えるだけでスローに誘ったり少し早く誘ったりできます。ですので何種類かは重さを用意しておくことをおすすめします。
カラー選び
蓄光できるカラーがおすすめ
メジャークラフト ジグパラ ショート 太刀魚 スペシャルカラー 30g #24 ゼブラ パープル
先ほども書きましたがタチウオは比較的光量の少ない時間帯に釣れる事の多いターゲットですので、蓄光できるタイプのメタルジグが釣果的に良いです。
常夜灯付近はもちろん少し離れたくらい所からでも十分に釣る事ができます。
便利な蓄光アイテム
蓄光ライトは価格の安いものもありますがうまく蓄光させることができなかったり、蓄光させるのに時間がかかったりと非常に効率が悪かったのでしっかりしたものを選ぶ事で手返しよく釣りができて釣果に繋がります。
蓄光しないタイプのメタルジグは釣れないの?
蓄光しないタイプが釣れないとゆうわけでもなく常夜灯付近の明かりのあるようなポイントや満月のような夜でむ明るいような日には釣れることがあります。
満月から月が掛けていく周期は比較的明るいとされているので蓄光しないタイプでも釣れることはあります。
アクション
メタルジグのアクションは基本的にただ巻き・ジャーク・リフト&フォールです。
タチウオは歯は鋭いのですが捕食するのがあまり得意ではありません。ですのでアクションがあまり早すぎるとルアーにアタックできずに終わってしまいます。
ゆっくりとしたリーリングやスローピッチジャークなどゆっくりとしたアクションを心がけましょう。
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コツ
どのレンジ(水深)から探ればいいの?
基本的に表層から探っていくのが効率的です。特に朝夕のマズメ時は捕食行動が行われていることが多いので、ベイトを追いかけまわし表層付近を泳いでいます。
ですのでまずは着水と同時にスローでアクションして手元まで引いてきて数投様子を見ます。
アタリが無いようなら次はキャストして着水後に3秒カウントダウンしてから同じようにアクションさせながら手元まで引いてきます。
このようにいろいろな水深を探っているとアタリがあるのでアタリがある層を重点的に狙う事で自然と釣果を伸ばす事ができます。
アタリはあるけどなかなか掛からない
アタリがあるのに乗らない時はアクションのスピードが速いかルアーの大きさが大きい事が原因の場合が多いです。
ゆっくりとしたアクションに変えるかジグの大きさを小さくしてみるのが良いでしょう。
メタルジグの重さを変えて同じレンジをスピードを変えて引いてくる
タチウオはルアーを引いてくるスピードを変えるとアタリがでる時もあるので先ほども書きましたが、メタルジグの重さを変えて同じレンジをゆっくり引いてみたり少し早く引いてみる事で釣果に差が出てきます。
最後に
太刀魚釣りのハイシーズンとなる秋は他の魚も良く釣れるシーズンです。タチウオだけではなく青物やジグサビキと言ってサビキ仕掛けの先端にジグを付ける仕掛けなどを使用してアジなどの他の魚も狙う事もできるのでメタルジグでタチウオ釣りも捨てたものではありません。
みなさんも秋のハイシーズンを効率よく楽しみましょう(^.^)/~~~
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