いろいろな釣り方で楽しむ事の出来るタチウオ釣りですがタチウオは群れで行動することが多く回りが一匹釣れだすとばたばたといっせいに釣れだします。
このように群れが岸近くで捕食行動をするのは潮が動いている時がほとんで、潮の流れが多い日は魚が活発にエサを追いかけるようになると言われています。
そこで今回は潮周りは釣果に影響するのかについて詳しく書いていきたいと思います。
大潮は魚が良く釣れる?
大潮は潮が一番大きく動く周期であるため潮の流れが活発なので潮目がたくさんできます。
潮目には小魚のエサとなるプランクトンが多く存在するためそれを狙って小魚が集まり、またそれを狙い大きなフィッシュイーターが集まってきます。
また魚が捕食するゴカイなどの水生生物も活発に動くので大潮の日は良く釣れるとされています。
しかし
大潮が悪い状況を作り出す事もあります。ポイントによっては干潮時にいつもは水位がありポイントとなっているような場所が干上がってしまい釣りにならないとゆう事もあります。
また潮は大きく動くが速く短くと言いう感じなので、釣れる時合が短くなってしまう事もあります。狙う魚によっては大潮が良い潮ではない事もあります。
太刀魚の場合も基本的に潮の動いているほうがよく釣れます。特にエサ釣りなどは潮が動いていない時はアタリがほとんどありません。
満月の夜は本当に良く釣れるのか?
満月の日は良く釣れるというのを耳にしたことがある人も多いと思います。
実際に満月の夜は大潮で月の明かりがありいつもよりの明るいので場所によっては良い状況になるのですがその逆ももちろんあります。
どうゆうことかと言うと満月の日は月が海全体を照らしてくれているので、いつもなら常夜灯や工場の明かりなどに寄ってきているタチウオなどのフィッシュイーターが散らばってしまうことがあるからです。
ですので満月の日は狙うポイントがいつもと違ってくることも良くあります。いつもなら夜にはポイントにならないような暗いポイントでも満月の日には好ポイントになったりするのです。
潮通しが良くいつも日中はベイトもいて一級ポイントのような場所が満月の日にはお勧めのポイントとなるでしょう。
逆に新月の日はこちらも大潮になりますが今の逆で、常夜灯のような明かりがプランクトンを集めベイトとなる小魚を集めターゲットとなるタチウオを集めてくれるのです。
中潮が一番釣れる?
中潮は大潮の次に干満さのある潮周りです。
潮が適度に流れそれでいて潮が動いている時間も比較的長いことが多いので、釣りのしやすい潮となります。
実際に中潮の潮周りがタチウオはもちろんどの魚種も釣りがしやすく、釣果もいいので中潮の日に釣りに行くのがおすすめです。
しかしこれも一概には言えづ、中潮でもいつも潮の流れの速いようなポイントでは狙う棚がころころと変わったりひとつのポイントで群れている時などもあるので注意が必要です。
小潮周りは良くない?
タチウオでの小潮周りはあまりいい印象はりません。潮の干満差があまりなく潮が流れにくいのであまり活発に捕食行動を行わないのか釣果のほうがあまり良くないです。
タチウオが港内にたくさん入ってきているような状況なら釣れるのですが、小潮周りになってくると太刀魚のベイトとなるイワシなどが湾外に出て行ってしまい、それを追いかけてタチウオも外へ出て行ってしまいます。
いつもアジなどを釣っているおじさんが釣れなくなったと言い出したらベイトは湾外へ出て行っていることが多いです。
しかし小潮はポイントによっては潮の動く時合が長いポイントもあるので場所によっては小潮が良いポイントも存在します。
小潮で釣れるポイントは比較的水深があり潮通しの良いポイントが多いです。
そしてこのようなポイントは常夜灯が無いようなポイントが多いため蓄光できるタイプのルアーがあると良いでしょう。
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若潮・長潮の時は?
若潮・長潮は小潮よりも干満の差が小さくゆっくりと長い時間潮が動きます。
だらだらとした潮の流れになってしまうので活性も上がりにくいとされています。
タチウオ的には朝夕のマズメ時なら問題なく釣れるのですが、それを過ぎてしまうとだらだらと流れるのであまりアタリが無くたまに来るようなアタリを掛けていく事が多いように感じます。
湾内にタチウオが湧いているような状況だと逆に良いほうに働く気長い時間釣れ続けるとゆう事もあります。
まとめ
潮の周期だけで判断するのもいいのですが、場所によって大潮が良いポイントや小潮が良いポイントなどいってやってみないとわかりません。実際に日本の各地で釣る事の出来るタチウオなのでポイントも漁港・湾内・外海に面した防波堤など条件もたくさんあります。
釣りに絶対はないので自分で釣れた場所やどんな状況で釣ったかを記憶していく事で釣果が上がり上達していのくだと思います。