人気の高いカテゴリーでもあるエギングは様々なメーカーから多種多様なエギが発売されています。
そんな中墨族から新しいエギ墨族柔・剛が発売されました。墨族は人気の餌木でカラーリングが特徴的なエギですが、今回は少し違った観点のエギが発売されたので、その墨族の柔と剛の違いや使い分けについて書いていきたいと思います。
墨族 柔の特徴
まずは柔の特徴についてです。柔はノーマルタイプとスローフォールタイプが発売されています。
タイプ | 号数 | 沈下速度 | 重量 |
ノーマル | 3.5号 | 3.5~4秒/m | 19.5g |
スローフォール | 3.5号 | 5,5~6秒/m | 18g |
スローフォールモデルでも重量が18gあるので、飛距離を落とすことなくスローに誘う事ができそうですね。
柔はオールラウンドモデルとして作られていて、フォールとアクションの安定性にこだわって作られているため、ダートアクションのキレはもちろんダートアクションからの自然にフォールに入る姿勢がいかにも釣れそうです。
キレのあるダートを生み出すために、エギの先端部分はスリムになっていて水キレをよくします。シンカーは底接地面積を小さくし、着底した時の感覚を手元に伝わりやすいように作られています。
さらに笠針にも工夫がしてあり、一段目と二段目の張りの長さと針の線径の大きさが異なる事で、フッキング率の向上になっています。細かい所まで追求して作られているのが伝わってきます。
墨族 剛の特徴
剛はノーマルタイプが発売されています。
タイプ | 号数 | 沈下速度 | 重量 |
ノーマル | 3.5号 | 3.5~4秒/m | 20g |
剛は操作性を重視して作られたモデルで、波や風・潮の流れなどを攻略できるようにと開発されています。
ラインコントロールで潮に乗せたりラインテンションを緩めてフォールさせたりと、釣り人のテクニック次第で釣果が変わってきそうなエギですね。
さらにこの豪も柔のように一段目と二段目の針の大きさが違うアシンメトリーキャッチフックになっていて、イカの掛かりとバレにくさを追求した上下非対称の笠針が付いています。
他のメーカーでは見かけない針の構造にひかれてしまいます٩( ''ω'' )و
柔と剛の違う所
パッと見同じような見た目をしている墨族柔と剛ですが、違いがいくつかあるのでここからは違いをみていきましょう。
シンカー
柔のシンカーは底接地面積が小さくなるように作られていて、着底した感覚を釣り人の手元に伝わりやすくしています。
それに対し剛のシンカーは潮の流れに対応するため、水の抵抗を受け流す形状になっていて流れのある所でのコントロールしやすいようになっています。
ボディ
パッと見わかりにくいんですが、柔と剛ではボディの形状も違います。
柔のボディはアクション・フォール・ステイの姿勢を追求してスリムなボディになっていて、剛は安定した浮力バランスで操作性を重視して作られています。
少しだけ剛のボディが太いような感じがします。
フック
フックは見て分かる通り柔と剛では形状が違っています。柔は実績のある直曲げ使用のフックを使用していて、剛は上下非対称の新型針を使用しています。両方とも一段目と二段目の針の長さや径の大きさに違いを持たせることで、フッキング率の向上を実現しています。
柔のフック
引用:墨族ホームページより
剛のフック
引用:墨族ホームページより
柔と剛の使い分け
柔のノーマルタイプを投げ様子を見てみて潮が早く沈みが悪いようなら剛に変更し、潮が緩いようなら柔のスローフォールを使用するようにすればどのような状況でも対応できるのではないでしょうか。
他にもノーマルタイプで乗らないのならスローフォールタイプに変えて、スローに落としてやることでイカに誘いを入れてやることもできます。カラーも大事ですがアクションの強弱や、フォールスピードにも気お付けるといままで釣れなかったようなイカも釣れるようになるでしょう。
HARIMITSU(ハリミツ) エギ 墨族 剛 3.5号 20g オレンジデーモンR G01 VE-78 ルアー
HARIMITSU(ハリミツ) エギ 墨族 柔 3.5号 19.5g ピンクシュリンプN J02 VE-77 ルアー
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