気温が下がってくると釣れる魚種も少なくなり寒いので、秋などのハイシーズンに比べ釣り人が格段に減るのがこの時期です。しかしそんな寒いなかでも比較的簡単に釣る事の出来る人気のターゲットと言えばメバルです。
メバルはいろいろなものを捕食するのもあってかワームはもちろんプラグの種類が多く、さまざまな状況に応じて使い分ける事で釣果を伸ばしていく事が可能です。
今回はそんなメバリングプラグ(ルアー)の良く釣れたり使い勝手のいいプラグを主観ではありますがランキングにしてみたので紹介していきたいと思います
目次
メバリングにおいてのプラグのメリット
メバルは上を向いてエサが来るのを待ち構えていたり上にいる獲物を捕食したりと自分よりも上の層にいるものを捕食する魚です。ワームだと沈んで行ってしまうがフローティングのプラグなら潮の流れに乗せて流して釣ったりすることができるので攻めの引き出しが増えます。
そうする事で今まで釣れていなかったメバルも反応するようになり自然と釣果を伸ばす事が可能となるのです。
他にも初心者でも一定の層を簡単に引いてくる事ができるのでより正確に細かく探っていけるのも大きなメリットと言えるでしょう。
メバルはあまり獲物を追いかけない傾向が強く、目の前の獲物を狙い捕食していることが多いので少しでもルアーの通るポイントがずれていると釣れないとゆうことが起こってしまいます。
そんな時にプラグなどのハードルアーは役に立ちます。
メバリングおすすめプラグ・ルアーランキングTOP8 2021年版
月下美人8位 稚美魚 42
メバル専用の小型スイムベイト
ダイワから新しく発売されたスイムベイトで、ゆっくりとリーリングするとテールが微波動を起こしメバルにアピールしてくれます。
プラグに擦れたメバルをナチュラルなアクションで誘いだしてくれます。
さらにこの稚美魚の良い所はネイルシンカーを挿入できるネイルシンカーホールが開いていて、付属の0.2gのネイルシンカーで重さを調整できるところです。
風の強い日や深く沈めたい時にも即対応出来るのがとても便利
使い方
キャスト後2回リールをゆっくりと巻いて2秒止めるを足元まで繰り返す。
このアクションでカウントダウンで各レンジを探るのが効果的です。
第7位 DUO テトラワークス フラフラ
タイプ:マグネット固定式重心移動・スローシンキング
サイズ:48mm / 重量:2.3g
カラー:クリアレインボー DNH0304
タイプ:マグネット固定式重心移動・スローシンキング
スローリトリーブではボディを僅かに揺らす位のナチュラルロール、リトリーブスピードを上げるとロールにテールスウィングが加わったスネークアクションへと変化。
基本的には自然なアクションのリップレスミノーで、巻くスピードによって控えめなアクションから少し横フリのあるアクションを加える事ができるので初心者でも比較的簡単に扱う事ができます。
マグネット固定式重心移動システムで飛距離も抜群。
第6位 スミス シラスミノーソリッド
タイプ:スローシンキング
サイズ:48mm
重量:2.2g
メバリングの人気プラグを多く発売しているメーカースミスのシンキングペンシル
シラスやキビナゴの幼魚に似せて作られており透過性の高いボディが魅力的で夜間の常夜灯周りで活躍してくれるプラグです。私が初めてメバルをプラグで釣ったのもこのシラスミノーソリッドでその時にかなり釣果を上げてくれたので、個人的にもお気に入りのプラグのひとつとなっています。
また本体内部に重りが入っていないにも関わらず飛距離を出せて常夜灯でのポイントにもなる明かりの切れ目の向こう側まで飛ばすことができます。
使い方
おすすめの使い方はゆっくりと巻いてきてからのフォールで喰わせの間を作ってあげることです。
第5位 ダイワ 月下美人 小鉄
大手釣り具メーカーのダイワから発売されているメバルやアジなどのライトゲーム用に作られているメタルバイブレーション
シーバスゲームで人気のダイワのメタルバイブレーション リアルスティールの安定したフォールバランス設計をされていて、中層やボトム付近を探る時やリフト&フォールを主体で探っていくときにおすすめのルアーです。
またフォールが安定しているのでメタルバイブやブレード系ルアーでよくある糸がらみが少ないのもおすすめポイントのひとつ
2WAYアクションアイが採用されていてスナップを付ける位置を変える事でレンジに応じた動きに対応しています。
前のアイに結ぶと中層付近を探る時の横引きやただ巻きの時に有効で早巻きにも対応しています。
後方のアイに結ぶとボトム付近でのリフト&フォールに対応していて、立ち泳ぎの姿勢をキープさせることでゆっくりとしたリフトで誘う事ができます。
サイズ一覧
重量 | サイズ |
3g | 35mm |
5g | 39mm |
7g | 41mm |
第4位 TICT(ティクト)ワンダー ライト
タイプ:シンキング
全長:50mm
自重:2.5g
潜行水深:0.1-0.2m
シーバスのルアー釣りをしたことのある人ならほとんどが知っているシーバスゲームでの人気のルアーのワンダーの小さいモデル
ワンダーはシーバス釣りでは餌とゆう人までもいるほどよく釣れるルアーです。メバル用にライトウェイトチューニングされておりゆっくりとしたスイミングアクションで、止めた時は水平フォールするので元祖シンキングペンシルと言えるルアー
使い方はゆっくりとしたただ巻きでのゆったりとしたスイミングアクション・ストップ&ゴーで食わせの間を作ったり流れにのせドリフトで誘ったりと多彩なアクションで誘う事ができるのでかなりおすすめのプラグです。
私の良く使っているカラーはアミレッドコアクリア系はメバリングでは欠かせません
第3位 TICT(ティクト)フロッパー38
サイズ(mm):38
自重(g):2.5
タイプ:シンキング
フック:オーナー ST-36TN #16
38mmと小さめのプラグではありますがソリッド形状なので飛距離が思った以上に出せてスローにただ巻きふらふらとしたアクションで、フォールではセンター低重心設計によりブルブルと震えながらゆっくりと落ちていくボディは小さいながらもアピール力の高いプラグです。
小さめとゆう事もあり喰いの渋い時やベイトの小さい時などに有効でパターンにはまるとよく釣れたルアーです。
第3位 ルーディーズ メバポッパーZ
メバル用のポッパーでポップ音とスプラッシュでメバルにアピールしステイで食わせるルアーです。
ロッド操作をしなくても釣れるので初心者にもおすすめです。
特にナイトゲームに向いているルアーでカップ部分がグロー塗装されてほかのルアーに比べて今どこにルアーがあるのかがわかりやすいのも特徴のひとつ
しかもポッパーなのでバイトが目に見えるのも楽しくおすすめのルアーになります。
使いかたはロッドを下げた状態でハンドルを半回転から一回転ほど巻きポップ音とスプラッシュで誘います。そのあとはステイでバイトを待ちます。
潮流に流してもいいしリーリングでアクションさせて常夜灯付近を狙うのもおすすめな使い方です。
第2位 ダイワ 月下美人 夜霧Z
こちらも大手釣り具メーカーのダイワから発売されているメバル用ミノー夜霧Zはボディ内部に重心移動システムを搭載しているので風の強い日でもいつものポイントに投げ込めるミノー
カラーバリエーションも多くメバリングで定番の抱卵エビ などのクリア系の色や、アクション時にキラキラと光る 月光イワシカラーがおすすめです。
特に 月光イワシカラーはメバルだけではなくメッキアジやカマスなどのライトゲームにおいても活躍してくれるので汎用性のある優秀なルアーとして私は使っています。
夜霧Zはタイプが4種類あるので狙うポイントに応じて選べるのもおすすめのポイントのひとつです。
各タイプの特徴
シンキングタイプ(シンキングタイプはステイさせると沈んでいくタイプのもの)で重さが3.7gと夜霧Zの中で一番重量があるため飛距離が出しやすく広範囲に探れるので、満月の日などの広く散らばっているような状況で活躍してくれます。
フローティングタイプ(ステイさせても沈まず表層に浮いてくるタイプ)42Sタイプとは逆で重さが1.9gと一番軽くメバルが表層を意識している状況でゆっくりと表層付近を探る時や常夜灯付近でパシャパシャと表層で捕食しているような時に有効
シンキングタイプで先ほどの42Sタイプとの違いはリーリング時に42Sタイプよりも深く潜る事ができるため強風時や足場の高いポイントなどで活躍してくれます。
足場の高いポイントや風の強い時はどうしてもルアーが表層に浮いてきてしまう事があります。そのような時でもしっかりと潜りアクションしてくれるのが夜霧Z 42S-DR
こちらは42S-DRのフローティングタイプで42Fよりも深く潜ってアクションしてくれます。表層付近で反応が悪くもう少しレンジを沈めたい時などに有効
またリーリングスピード(巻く速さ)でレンジを調整できるので使い勝手のいいタイプでもあります。
タイプ別一覧表
品名 | タイプ | サイズ | 重量 |
夜霧Z 42S | シンキング | 42mm | 3.7g |
夜霧Z 42F | フローティング | 42mm | 1.9g |
夜霧Z 42S-DR | シンキング | 42mm | 3.1g |
夜霧Z 42F-DR |
フローティング | 42mm | 2.2g |
第1位 スミス メバペン
数々の人気メバリングルアー(プラグ)を発売しているスミスのメバル専用トップウォータープラグ。浮き姿勢に注目し研究を重ねて作られたルアーで、ルアーを浮かばせた時に安定した水平姿勢を維持してくれます。
ただ巻きではS字に蛇行するアクションで水面に波動を残すことでアピールし、トゥイッチを入れると左右にキレ良くスライドしてくれます。さらにロッドワークの強弱でも動きの大きさを変える事ができるので、多くの誘いが可能なトップウォータープラグ
使い方
主にドリフトとただ巻きで誘っていきます。
ドリフトでは潮に流しながらゆっくりと巻いてきたり、ただただ潮の流れを利用してポイントを通過させてみたりするとバイトがでます。
ただ巻きも他のルアーのようにゆっくりと巻いてきたり、ストップ&ゴーでたまに止めてみたりして使用します。私の経験上あまり早く巻きすぎるのはおすすめできません。しっかりとルアーがアクションするリトリーブスピードで巻くことが重要となってきます。
メバペンには数多くの種類が存在しそれぞれに特徴があり、私が良くメバリングに使用しているものを紹介しておくと
ボディが一回り小さいメバペンJr. SP 39mm 2.2g
ボディが小さくすらっとしたボディ形状の メバペン ソリッド 35mm 2.1g
メバペンよりも少し下のレンジを探れるメバペン SP 45mm 3.2g
メバペンは完全に浮いているルアーでメバペンSPは水面直下で誘うルアーです。表層に浮いているのに完全に浮いているルアーに反応が無いような時がありそのような時に活躍するのがメバペンSPです。
メバペンシリーズをまとめた記事はこちら
メバペンシリーズはこんなに多いの!?全種類徹底紹介!使い方から使い分けまで
最後に
メバリングは釣り物が少なくなる冬場でも楽しむ事の出来る釣りのひとつなので、いろいろなルアーでその時の状況に応じたパターンを掴みたくさんの釣果を出して楽しく冬を過ごしましょう