ショアジギングと言えば磯やサーフから青物を狙うイメージが強いと思いますが堤防からでも様々なターゲットを釣ることができます。
また堤防は足場が良く初心者の人でも比較的安全にショアジギングを楽しめるポイントでもあります。
今回はそんなショアジギングの場所別攻略法として、堤防からのショアジギングの攻略法を紹介していきたいと思います。
ショアジギング場所別攻略法!【堤防編】
ショアジギングで堤防から狙える魚種は?
堤防は海の大きなストラクチャーでもあるため数多くの魚種が釣れます。
堤防から狙える代表的な魚は
カサゴ・メバル・アジ・サバ・ソウダガツオ・ハタ・タチウオ・真鯛・サゴシ・ブリ・サワラ・カマス
と地域にもよりますが青物から根魚までザっと上げてもこんなに多くの魚種が堤防からショアジギングで狙うことができます。
それぞれ魚種で大きさも違ってくるのでもちろん狙う魚種に合わせたタックルが必要になってきます。
ライトタックル
ショアジギングのライトなタックルになってくると10g~20gのジグが投げれるMH(ミディアムヘビー)クラスのエギングロッドがおすすめです。
PEラインの太さは0.6~0.8号がおすすめで、リールは2500番クラスがちょうどいいので、エギングタックルを持っている人はそのままショアジギングのライトタックルとして使えます。
ライトなタックルで狙う魚種はアジやカマス、メバルなど小型の回遊魚を狙うことができます。
また小型ではないのですがエギングロッドならタチウオも十分に釣ることができます。
タチウオ ワインド用おすすめロッドTOP4【2019】初心者編
ワインド用ロッドでも10g~20gくらいジグは投げれるので、この記事も参考にしてみてください。
堤防ショアジギングおすすめのライトタックル
ロッド
リール
ミディアムタックル
ミディアムなショアジギングタックルにおすすめなのがシーバスロッドです。使用するジグの重さは20g~40gになってくるのでシーバスロッドの「M」ミディアムクラスを使用するのがおすすめです。
リールは3500~4000番くらいがよくPEライン1~1.2号を巻いておくといいでしょう。
狙う魚種はシオ、真鯛、サワラ、のような中型の回遊魚になってきます。
堤防ショアジギングおすすめのミディアムタックル
ロッド
全長3.20mと長さがあるので飛距離が重要となってくるショアジギングにおいて有利に立ち回れるロッド
ジグも10g~50gを投げることが可能で、ライトショアジギングとしても使えるロッドなので不意な大物にも対応できるおすすめロッド
リール
マグシールド搭載で高い防水性能と耐久性を持ったリールで、軽量アルミスプール仕様で軽量化されたボディと、大物の強い引きに耐えることのできる滑らかに効くオートマチックドラグシステムも搭載されている。
ヘビーショアジギングタックル
硬めのヘビータックルを使って遠くのナブラうちはもちろん、ブリなどの大物に対応できるのが硬さが「MH」や「H」クラスのショアジギング用ロッドになります。
硬めのショアジギングロッドなら「MH」でMAX80gまでのジグ、「H」でMAX100gのジグを投げることが可能なので、飛距離もミディアムタックルに比べて遠くまで飛ばすことができ、広範囲を探ることができる大きなメリットもあります。
リールは5000番でPEライン2号を巻くのが良いでしょう。
このクラスのタックルになればショアから釣れる大型の青物も寄せてくることができます。
堤防ショアジギングおすすめのヘビータックル
ロッド
MHとパワーがあるので岸に寄せやすく、MAX80gのジグを投げれるのと全長3.2mと長いので圧倒的飛距離で広範囲を狙うことができるシマノのショアジギングロッド
リール
エクストラハイギアでハンドル一回転で105cm巻き取ることができるので、ロッドで寄せた時に多く巻き取れ寄せやすいようにできています。
自重もワンランク上のモデル ストラディックよりも軽く価格も安いのでおすすめ
堤防は足場が良いのでロッドホルダーの付いたタックルボックスを用意していれば、2本や3本のタックルを持っての釣行も楽にできます。
その時に応じたタックルでライトな魚からヘビーな魚を狙えるのも、足場の良い堤防でのショアジギングの醍醐味でもあります。
私は堤防ジギング時にはこのバッカンを持って行っています。ロッドホルダーが初めからついているのでとても便利でカッコいいのが気に入っています。
堤防からのショアジギングおすすめの時間帯は?
これは堤防に限らずですがショアジギングでは朝マズメや夕マズメのゴールデンタイムがおすすめの時間帯になります。
特に実績が一番高いのが朝マズメで、朝日が昇る前の薄暗い時間帯から日が昇るまでがチャンスです。まだショアジギングで釣果を出せていない人はこの時間帯に釣行に行くのが良いでしょう。
日が高くなるにつれてナブラが沖のほうに遠のいて行くことが多いので、キャストして届く範囲でナブラが立っているうちにどんどんキャストして青物を狙っていきましょう。
アクションは?
堤防からのショアジギングでは朝マズメのナブラ打ちがメインになってきます。ですので青物の活性は高い状況にあるため表層を狙ってメタルジグやプラグを引いてくるのがポイントとなります。
表層と言っても水面と水面直下の二つに分かれます。
メタルジグのアクションの場合は水面上を飛び出すくらい早いスピードで巻いてくる「スキッピング」と言われるアクションと、水面直下を引いてくるただ巻きアクションが効果的です。
ただ巻きは水中の中でジグをアクションさせて引いてきますが、時折リーリングを止めて食わせの間を作ってあげたり、ロッドでアクションを付けたりするのもおすすめのアクションです。
ショアジギングで釣果の出る堤防の見分け方
堤防と一言で言っても様々な場所に堤防はあり、どこでもショアジギングが成立するとは言い切れません。
もちろんターゲットとなる青物が回遊しやすい堤防があり、ショアジギングで釣果を出しやすい条件の堤防が存在します。
その条件は
・潮通しが良い
・水深が深い
・ベイトが多い
・釣れている情報があった堤防
釣果情報がネットなどに載るとその次の日には人が多くてポイントに入れない、なんてことはショアジギングではあるあるなので上記のような条件がそろっている場所なら釣果情報がなくても通ってみる価値はあると思います。
最後に
堤防からのショアジギングは足場もよくエントリーしやすいので初心者の人はおすすめのポイントになります。しかし人も多いので早起きして場所取りは必須になってくるので早めに行って準備万端で時合を待ちましょう。
早起きも苦にならないような引きが楽しめるのがショアジギングの魅力です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです(^^)/