釣りをやってみたいけどなにから始めていいのか分からなかったり、周りに教えてもらう知り合いもいないからどこで釣りをしたらいいのかもわからない。そんな人におすすめの釣りを紹介していきます。
初心者でも気軽に楽しめる釣り【穴釣り】を紹介
穴釣りは投げる事がないので初心者でも比較的簡単に楽しむ事ができ、釣果も比較的上がりやすくあたりも多いので私も釣りに行って釣れなかったときは穴釣りをして遊んでます。釣りをしている人はほとんどの人が経験してるであろう穴釣りですが、やってみると意外に奥が深く時間を忘れてしまうくらい面白いのでこの記事を参考にしてみてください。
穴釣りとは
穴釣りとはテトラポットや堤防の隙間、下に隠れている魚を狙う釣りで基本的に根魚をターゲットとします。
※釣行時にはライフジャケットを着用しましょう。またテトラポットのうえは滑りやすく非常に危険ですので、慣れないうちはできるだけ堤防から届く範囲で釣りをしましょう。
シーズン
基本的に一年を通して行うことができるので、冬に釣るものが無い時などにも釣りをすることができるのです。
釣れる魚
ガガネ・メバル・アイナメ・アナゴなど基本的に根魚を釣る事ができます。
※穴釣りをしていると釣れる危険な魚 ハオコゼ・ゴンズイ・ミノカサゴはヒレ等に毒を持っているので釣れても手で触れないようにフィッシュグリップなどを使い針を外しましょう。
穴釣りには何が必要なの?
穴釣りに必要な道具はロッド(竿)・リール・重り・針・エサです。
最低限この5つさえあれば楽しむ事ができますが、他にも持っていると便利な道具もあるので順に紹介していきます。
ロッド(竿)
竿の長さは1m前後で柔らかすぎない竿を選ぶと仕掛けを扱いやすいですよ。釣り具屋さんにおいてあるリールとセットのものでも大丈夫で、1000円くらいの安物でも十分楽しめます。リールとセットのものだとライン(糸)も巻いてくれているのでそのまま使う事ができます。
穴釣りを始めるからと言って竿を買わなくても、家に眠っている古い竿があるならそれでもいいし、昔バス釣りをしたことがありバスのロッドがあるならそれでもOK!かなり長い投げ竿や極端に硬い竿はあまりお勧めできませんが・・・
リール
リールもロッドと同じで極端に大きいもの出なければ大丈夫です。リールも安物でも構いませんが今後いろいろな釣りをしたい人で、ちゃんとしたメーカーのものだとラインは巻いていないので注意してくださいね。
ライン(糸)
ラインはフロロカーボンかナイロンライン3号前後のものを選びましょう。
PEラインは擦れに弱くテトラポットの隙間を狙うので擦れることの多い穴釣りには不向きなラインになります。
リールに最初から巻いてくれているラインはナイロンラインが多いのですが、中にはPEラインのものもあるので注意が必要です。※PEラインは糸みたいなので見ればわかると思います。
仕掛け
重りと針が最初から一緒に付いている『ブラクリ』とゆう穴釣り用の仕掛けが存在しているので、初心者の方や仕掛けが面倒だ!とゆう方はブラクリを使ってください。最近はブラクリにもビーズ付きのものや蓄光(光る)できるものが発売されています。
重さは3号を基準に水深が深く底どりに時間が掛かる時は4号や5号と重さを変えて使います。重すぎると魚に違和感を与えてしまうのであまり重くしすぎないようにしましょう。
私も最初はブラクリを使っていましたが今は重りと針をそれぞれ組み合わせて使用しています。その理由としては重さを自由に変えれたり、蓄光する重りなどさまざまな組み合わせで使用するので、予算をおさえるためでもあります。
エサ
ムシエサ(ゴカイ・アオイソメ)を使うのが一般的ですがキビナゴやサンマ・サバの切り身などを使うこともあります。なのでムシエサを触るのが苦手な人は魚の切り身を使用しましょう。他にもソーセージやコーンなどでも釣れるのでいろい試してみて自分だけのマル秘エサを見つけるのも良いかもですね。
私は魚の切り身をよく使用します。残ったら冷凍庫に保存して次回の釣行時に使うことができるのと、毎回お店に買いに行かずに釣り場に直行できるのでおすすめですよ~(^^♪
穴釣りはどこでしたらいいの?ポイントを紹介
海と言っても海水浴場・漁港・堤防・河口などさまざまな場所があるのでどこに行けばいいかわからないですよね。ここからはポイントを紹介していきます。魚の付くポイントは同じなので今から紹介する基本的なポイントを押さえておけば、自分で新たなポイント開拓とゆう楽しみもできます。
場所
・テトラポットのある堤防、漁港
堤防や漁港にはテトラポットが積まれているのを見たことがあると思います。このテトラポットの隙間がポイントとなります。
・堤防と堤防のつなぎ目
堤防と堤防のつなぎ目はそこで反対側とつながっていたり、段差になっていたりしていてそこに隠れていることがあります。
・漁港の角
漁港角は根魚が潜んでいる事が多い
・海藻や隠れる場所がある所
海藻や底に何かが沈んでいて隠れる場所があるような入り組んだ場所を住みかとしています。
※漁港は漁師さんの仕事場でもあるのでゴミは必ず持ち帰り、邪魔にならないように釣りを楽しみましょう。
ポイント
・光の当たらなそうな穴や隙間
浅くてもいいのですが暗い所を住みかとしているので、比較的深そうな穴や隙間を狙っていきましょう。
・自分から見て底が見えないような穴
仕掛けを落とす時に底が見えないような複雑に入り組んだ穴もポイントとなります。中には底までたどりつかない穴もあるので、そんな時は違う穴を探るようにしましょう。
・テトラポットと防波堤の間
テトラポットと防波堤の間は足場の良い防波堤からでも仕掛けを落とせるので、安全で光も入りづらいので好ポイントとなります。
・他の釣り人が探ってなさそうな穴
大体の人は深場を求めて堤防の先端のほうを探ろうとしますが、堤防の根元や比較的浅い場所でも釣る事ができます。
案外見落としがちなポイントこそが絶好の好ポイントとなることもあるので、上記のポイントをふまえて自分なりの1級ポイントを探して見ましょう。
釣り方
穴を見つけ仕掛けを投入
⇩
底に着いたらアタリを待つ
⇩
アタリがあったら合わせる
⇩
釣れる٩( ''ω'' )و
こんな感じです。
穴を見つけたらその穴に仕掛けを落とし、底まで沈めます。この時リールから出るラインが止まったら底についた合図となります。しかしテトラポットの入り組んだポイントとなると、途中で止まってしまうこともあるのでその時はロッドを上下に動かしてまた沈めていきます。底まで沈まない穴もあるのでその時は穴を変えることをおすすめします。
仕掛けが底に着いたら糸ふけをとり(リールを少し巻いて糸が張る手前の状態)待ちます。アタリは大体すぐ来るので1分くらい待っても反応が無い時は穴を変えましょう。
このようにアタリが無ければどんどんポイントを変えていくのがたくさん釣る秘訣でもあります。
誘い方
底に着いたらそのままでも釣れますが、反応があったのに無くなった時は底から重りを離さないように意識してロッドを軽く上下に揺らしてあげると効果的です。
合わせ方
コンコンと小さいアタリの時には合わせず、グググゥーとロッドが良い感じに曲がったら合わせるようにしましょう。
ガシラの場合口が大きいので大抵は掛かります。もしアタリがあるのになかなか掛からないとゆう時はベラやフグなどのエサ取りの場合があるのでポイント移動しましょう。
釣れる時間帯
昼でも夜でも釣れますがその日その日で干潮、満潮の時間が違うので水深の浅い場所でする時は、できるだけ干潮は避けるようにしましょう。
朝夕は魚の動きが活発になるので朝マズメや夕マズメはどの釣りにとってもゴールデンタイムですが、穴釣りの場合あまり気にしなくとも釣れます。
まとめ
比較的簡単に予算もあまりかからない釣りそれが穴釣りです。
ロッド、リール、仕掛け、エサさえあれば簡単に釣りを楽しむ事ができる穴釣りは、釣りの入門にも持ってこいだと思います。
この記事を読んで良い釣果に巡り合えることを期待しています。
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